男性ホルモンの分泌

男性ホルモンの分泌は20代から30代にかけてがピークで40代以降は年をとるにしたがって減少していきます。
男性ホルモンの多くを占めるのがテストステロンです。
テストステロンの量は、血液中に出てきたフリーテストステロンの量を調べることによりわかります。
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若い時には血液1ミリリットル中に30~40ピコグラムの量のフリーテストステロンがありますが、50歳になると16ピコグラムくらいまで減っていきます。
そして、この値が13ピコグラムを下回るようになるとさまざまな不調が出てきます。
40代以降に男性のテストステロンの分泌が減ってくるのは事実ですが、女性のように閉経を境にホルモン分泌の構成がガラリと変わるという劇的な変化ではない点が、男性と女性とは根本的に異なる特徴であります。
:用語の意味:⇒テストステロンウィキペディア

人間は成熟期から老年期にかけて、いわゆる更年期の体の状態を飛行機で例えるならば、女性は乱気流に巻き込まれて激しく機体が揺れ急上昇や急降下を繰り返します。
それに対して、男性は徐々に高度が下がっていき、気が付いてみればずいぶん降下していたのに驚くといった状況です。
そんなわけで男性は男性は更年期を自覚しないですむ人は、女性の場合よりもはるかに多いのです。

男性は精子をつくる能力は停止しないため勃起して性行為が可能であれば、いくつになっても男としての生殖能力は発揮できるのです。
また医学的には100歳の男でも子供を作ることは可能なのです。
90歳にもなって元気で精力旺盛な老人もいますが、それは例外なのです。
最近では40代や50代の男性に不調を訴える人が多くなっていることが報告されています。そのような男性にみられる不調と悩みを分析していきます。

男性更年期の症状

男性の更年期障害にあたる代表的な症状は疲労感、気分が晴れない、うっとうしい気分、リビドーの減少、精力減退、肩こり、腰痛、不眠などです。
これらの症状はもっと早い年齢で起こることもありますが、男性ホルモンの分泌量の低下に伴って、早い人では40歳代に一般的な人では50歳代に経験するようです。
したがって男性の場合は50代が更年期と言えるのでしょう。
しかし、男性は疲れやすさや肩こりや腰痛などが更年期障害なのか老化現象なのかをはっきりと線引きすることは難しいところがあります。

男性ホルモンの分泌量の低下は、女性ホルモンの低下がもたらす障害と同様に骨がもろくなって骨折の危険性が増すことが指摘されています。
女性は婦人科という専門の診療科がありますが、男性には男性科という専門の診療科目はありませんので男性の更年期障害を治療するとなると、それぞれの症状に応じた治療科を受診するしかありません。

疲れやすさ

男性も40代の半ばを過ぎると、体の無理がきかなくなることを実感することが多くなります。
ちょっと走ると息切れがしたり、長時間仕事をすると疲れてしまうなどで、自分の体力が落ちてきていることを実感させられるます。
仕事をしていても午後には疲れてしまう、あるいは仕事中にアクビを連発したり、会議中についウトウトしてしまうことさえあります。
こんな光景を目にした若い社員から「オヤジは疲れているなあ」と蔭口をきかれるようにもなります。
家庭では、今まで夜遅くに帰っていたお父さんが早く帰ってくるようになり、そのうえ帰ってきても何か元気がないので、家族からどうしたのだろいと思われてしまいます。
男性ホルモンのテストステロンは活力をもたらす働きももっています。
元気のあるオヤジはテストステロン値が高いことがわかっています。
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老化とともに元気な男の源であったテストステロンの分泌量が減るのですから、疲れやすくなるのは当たり前なのです。
疲労回復に一番の良薬は、とにかく休むことです。
十分な睡眠で疲労をとり、きちんとした食事をして心身のリフレッシュをはかりましょう。
しかし、異常に疲れるというときは医師の診断を受けるべきです。
肝臓や腎臓の病気などが背景にあるかもしれません。

抑うつとうつ病に注意

男性ホルモンの分泌量に低下は、体が疲れるというだけではなく心の健康にまで影響を及ぼすことがあります。
気分がすぐれないことや、うっとうしい気分になることがあります。
40代や50代の男性は職場では仕事の中心となる責任の重い年代であり、家庭では子供の進学、結婚など何かと悩みが多い年代です。
親の介護の心配もあるはずです。
男性ホルモンの低下によって疲れているときに、職場や家庭でうまくいかないことが重なったりするとそれらのストレスに対応する余力もなくなって、毎日が重苦しく、気分がすぐれないという抑うつ状態におちいることもありえます。
男性の場合はホルモン分泌量の低下は少しずつおきますが、時には急激に低下することがあります。
男性ホルモンの減少は意外にもペニス増大サプリでも補えることもあります。
テストステロンの分泌量の急激な減少は疲労感やうつ状態を招く原因となります。
テストステロンの急激な低下を招く原因は、ストレス、肥満、喫煙などがあります。
あれこれ考えて気分のすぐれない状態をなくすには、休んで疲れをとり、とくにストレスをなくす必要があります。